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監禁愛~奪われた純潔と囚われの花嫁~
第3章 Water mark(波紋)
「超カッコ良い、ねえ」
拓人が少し呆れ気味な顔で見つめているのに気づき、愛奈は恥ずかしさに居たたまれなくなった。
「まだまだ先だけど、来年のバレンタインは勇気を振り絞って告白しちゃおうかなー、なんて。どうせ私なんかその他大勢の一人だから、反町(そりまち)君の眼にも入ってないだろうけどね」
拓人が優しい眼で愛奈を見た。
「その若さが俺には羨ましいね。俺なんて、いつまでも悶々と一人で抱え続けてるだけだから」