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白波
第1章 白波
.!うくっ...あぁぁぁぁっ......!」

背後から聞こえる声が張り詰めてゆく。突起部を舌でねじ伏せるだけねじ伏せた後、まだ愛液の滴る歯を立てて甘噛みをする。
繭実の歯の形を知覚させられ、糸が切れたように小鳥の責めが止まる。

「んんあぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!」

硬く突っ張った下半身を忙しなく痙攣させる小鳥。秘所の内外を分厚く覆う相手の涎を押し退けるように大量の潮を体内から放出する。絶頂と同時に断末魔の叫びが上がる。
ひどく耳障りで歪んだ悲鳴を繭実は自分の秘所で押し潰す。最も濡れている箇所に唇を密着させたまま小鳥の腰を抱き締める。接吻をしながら痙攣の収まるのを待ち、それから解放してやる。
力の抜けた肉体が浸みだらけの布団にごろりと沈む。

完全に動けなくなった小鳥の顔から離れ、代わりに潮を噴き出したばかりの秘所へと腰を下ろす繭実。相手の女の太ももを掴み、自分の秘所を夢中になって押し付けてゆく。互いの唇の縦方向の裂け目をこすり合わせているうちに嬌声を短く発しながら昂ってゆく。
結局繭実は三回程達したが、その間に小鳥は繭実より多く達してしまい、力尽きた小鳥が意識を失ったところで繭実も交わるのをやめたのだった。

繭実はようやく小鳥から離れて目の前の女の弛み切った体を眺める。下半身は布団にへばりつき、胸は別々の方向を向いて垂れ、脱力した表情の上には涎と体液が何重にも飛び散っている。

繭実はしばらくくつろいでから服を着て部屋の片付けをし始める。そのうちに小鳥が目を覚ます。繭実にとって最早この女に用はない。

「ここは私の部屋よ。伸びてたいなら自分の部屋に戻りなさい」

何も言わないまま表情らしい表情も浮かべなかった小鳥は、ひどく緩慢な動き方をして部屋を出ていったのだった。
部屋には、沼のように深く大きな浸みのできた布団と、そこから漂う陰気で甘ったるい異臭が残っていた。


翌日、二人は顔を合わせたが何も言わない。言葉も交わさず、視線もやらない。
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