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姉枕
第1章 東京……十八歳
「あぁ、姉さん、好き」
 好き、という言葉を伝えられるのも、このときだけだった。
「うん。お姉ちゃんも、好きやで……」
「姉さんの、唾もちょうだい」
「ええよ……べえ~」
 舌の上にたっぷりと唾液をためて、姉さんがおどけた調子で舌を出してきた。僕はそれを一滴もこぼさないように、自分の舌でからめとる。
 世の中の人が見たら、あまりの気持ち悪さに嘔吐するかもしれない。僕だって、実の姉と唾液を交換しあっていると、ふいに背筋がゾクっと寒くなる。それでも、やめられなかった。発情している姉さんの唾液はアソコの味に似て、ちょっと酸っぱい。
「おいしい?」
「うん。もっと、ちょうだい」
 自分からもらいにいくように、僕は舌を突き込んでいく。同時に腰の動きも速くなった。
「あんっ! んむぅ!」
 弟の僕に強く突きこまれながらも、姉さんはぴったりと唇を合わせてくる。体を激しく揺さぶられても、必死にねちょねちょと舌を差し込んで、少しでも唾を僕に与えようとする。そんな姉さんが僕は愛しくて仕方ない。
 そして、姉さんとキスをし始めると、僕は我慢ができなくなるのだ。
「あっ、あかんっ。もう……我慢できひん!」
 いったん唇を離して、僕は切羽詰まった声で告げた。
「んんっ、アン! ええよ、はる……めちゃくちゃにして」
 姉さんはそこまで伝えると、自分から求めるように唇を合わせてくる。互いの嬌声が唇でふさがれて、こもったようになる。声が外に漏れないように、実家のあばら家に暮らしていた頃に、僕と姉さんが編み出した方法でもあった。
「はむうぅ! んんっ、ねえ、さ、んっ!」
「んふぅ、アッ……うん、うん……はううっ」
 互いに息を合わせて、腰を打ち付けあっていた。僕は姉さんの頭を掻き抱くようにして、姉さんは僕の背中にひしっと両腕を巻き付けていた。
 射精直前の現象で、おちんちんが破裂しそうなほど膨らむ。
「んんんっ! はああっ、すごいっ!」
 せっかく声を抑えこんでいたのに、姉さんが唇を離して、のけ反った。腰を反らせたことで、おちんちんがさらに深く入り込んだ。
「うおおおっ!」
 膣の奥壁に、小さなくぼみのようなものが現れていた。そこにペニスの先端がズボッ、ズボッと入り込む。
「あひぃ! あかん、イクっ!」
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