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1ページのLOVE STORY
第11章 思い出のひと言
楽しかったあなたとの時間
窓の外を見ると空はオレンジ色に染まっていた
残り僅かな時間を惜しむように
あなたは後ろから抱きしめた
夕方って嫌い
私が言うと
寂しい時間だな
とうなじにキスをした
でも…綺麗だ
そうね
巻きついたあなたの腕に
私の手を重ね
オレンジが濃くなってゆく空を
二人で眺めていた
日が沈む頃は
私もあなたもそれぞれ違う場所で
違う世界を見ているのだろう
そんな昔を思い出しながら
夕暮れのスーパーから
空を見上げた
綺麗だ
あなたのひと言が
耳に聞こえた気がした
窓の外を見ると空はオレンジ色に染まっていた
残り僅かな時間を惜しむように
あなたは後ろから抱きしめた
夕方って嫌い
私が言うと
寂しい時間だな
とうなじにキスをした
でも…綺麗だ
そうね
巻きついたあなたの腕に
私の手を重ね
オレンジが濃くなってゆく空を
二人で眺めていた
日が沈む頃は
私もあなたもそれぞれ違う場所で
違う世界を見ているのだろう
そんな昔を思い出しながら
夕暮れのスーパーから
空を見上げた
綺麗だ
あなたのひと言が
耳に聞こえた気がした