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1ページのLOVE STORY
第24章 霞のかかった君へ
君が去った後は
優しかった君の言葉
君の微笑み
君の仕草を
もう一度見たいと
引き戻され
苦しみ、悲しみ
辛さゆえに
君を憎み
君を恨み
君を嫌いになる事で
前に進もうと必死だった
しかし時は優しく
君の記憶を
少しずつ美しくしてくれた
君との会話は何一つ思い出せず
君には霞がかかりボンヤリと残像だけ
どんなクセがあったかも忘れてしまった
だけど…
君と過ごしたこの場所に
君と行ったこの店に
君と笑ったこの学び舎を
通りかかるだけで
胸の奥がツンとなり
君に恋した心の記憶が
蘇る
僕は切なくなって
空を見上げる
元気にしてますか?
僕は元気です
あの頃よりシワの増えた顔で
霞のかかった君に笑いかける
優しかった君の言葉
君の微笑み
君の仕草を
もう一度見たいと
引き戻され
苦しみ、悲しみ
辛さゆえに
君を憎み
君を恨み
君を嫌いになる事で
前に進もうと必死だった
しかし時は優しく
君の記憶を
少しずつ美しくしてくれた
君との会話は何一つ思い出せず
君には霞がかかりボンヤリと残像だけ
どんなクセがあったかも忘れてしまった
だけど…
君と過ごしたこの場所に
君と行ったこの店に
君と笑ったこの学び舎を
通りかかるだけで
胸の奥がツンとなり
君に恋した心の記憶が
蘇る
僕は切なくなって
空を見上げる
元気にしてますか?
僕は元気です
あの頃よりシワの増えた顔で
霞のかかった君に笑いかける