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第7章 正体

私達は、車に乗り込み警察署に向かった。


「蓮、誰だったの？」


「電話だから、詳しく分からないんだ・・・」


「お店は？」


「任せて来た」


また・・・蓮に迷惑かけてる・・・。


すると・・・私の頭をポンポンと叩き


「迷惑じゃないからな！」


っと、私の心が読めたかのように言ってきた。


蓮は、昔から私の事を良く知っていた、何も話さなくても分かるみたいに。


「うん・・・」


「七海！元気そうで良かった」


実家に帰ってから、落ち着いていた。


震える事も無く、母親の力に感動した。