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第10章 元カノ登場！！

ぼーっと考えていると・・・。


お客さんが入って来た。


「いらっしゃいま・・・」


あっ・・・河北さんだ・・・。


何でこんなに毎日来るの？


「こんにちは・・・」


っと彼女は声を掛けてきた。


「いらっしゃいませ、こんにちは・・・あの、れ・・・いや店長ですよね？」


「えぇ！もし手が空いてたら呼んでもらえる？」


「はい・・・少々お待ちください・・・」


私は、厨房に行き、蓮に河北さんが来た事を告げると


今、忙しいから待っててもらってと言われ、再び彼女の所へ戻った。


「申し訳ございません。羽田は手が離せないと・・・」


「そう。じゃぁランチでも食べて待たせてもらっても良い？」


「はい・・・こちらへどうぞ・・・」


っと彼女を席に案内し、水とメニューを持って行った。


なんとなく、彼女に上から下まで見られ若干笑われた気がした。


私の被害妄想かな・・・。


しばらくすると、


「理子は？」

っと厨房から蓮が出てきた。


理子・・・。


「河北さん？」


「あぁ」


「あそこ・・・」

蓮は、ホールの中に居る彼女の元へ行き何か楽しげに話していた。