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第17章 親父登場！！！

七海がリビングに戻ってきた。


「風呂やっといたぞ！」


「ありがとう」


七海が俺の隣に座ると同時に俺は七海を抱きしめた。


やっぱり少し痩せたな・・。



「七海・・痩せた？」


「えーー、痩せて無いよ！！」


「そーいやお前、最近あんまり食べてねーよな？」


思い返すと、食べてる量が前と比べて極端に少ない気がした。


「そう？ちゃんと食べてるよ」


「そうか？まぁ、無理すんなよ・・」


「うん。大丈夫！！蓮もだよ！蓮も無理しちゃだめだからね」


七海の温もりが本当に心地良かった。


「ねぇ・・」


「親父の事だろ？」


「うん・・・」


風呂に入る前でも良いか・・。


俺は、今日親父と話した事を七海に話した。


七海は


「そうか・・帰るの？」


っと少し心配そうに俺の顔を見てきた。


「いや・・帰らないよ。ここに居る・・・七海とここに居たいんだ・・」


七海は俺の手を強く握って少し安心してる様子だった。


「ねぇ。麗ちゃんの事は、お父さんに言ったの？」


「言ってねー」


あえて、母さんと会うって事は親父には言わなかった。


きっといろんな手を使って阻止すると思ったからな。