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第18章 再会

私は、二人の様子を見てもらい泣きをし・・・多分、蓮より泣いていたと思う。


麗ちゃんはしばらく蓮を抱きしめ泣いていた。


しばらくして


やっと二人は感動の再会を果たし落ち着いた。


「蓮・・会いに来てくれて本当にありがとう・・・七海ちゃんも・・・」


「俺が、母さんにどうしても会いたかったんだ」


「私も、麗ちゃんに会いたかった・・・」


麗ちゃんはコーヒーを煎れてくれた。


「この前、瑠璃が来たんだ・・・」


「瑠璃が？？あの子何も言ってなかった・・・」


「黙ってろって言ったんだよ」


「そうだったの・・・」


麗ちゃんは、昔と全く変わって無い。この前は少ししか見れなかったけど


やっぱり、蓮のお母さんは麗ちゃんしか居ないね。


「蓮・・・元気にしてたの？」


「うん、元気だったよ・・・母さんは？」


「私も元気・・・元気そうで良かった・・・」


再び麗ちゃんの目には涙が滲み、頬をつたっていた。


「泣くなよ・・・。これからは頻繁に顔見せるから・・・」


「でも・・・お父さんが・・・」


「そんなの関係ねーよ！俺だって子供じゃないんだ・・・
　行動を起こせば、居場所くらい分かったはずなのに・・・
　こんな遅くなってごめんな・・・」


蓮のせいじゃない！！


蓮は何も悪くないよ・・。