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第25章 結婚式&同居

それから数か月後・・・。


あれから週一回のペースでお義父さんの所に顔を出している。


しかし、今日の日曜日は・・・お義父さんは出張で居ないので


私の実家に行くことになった。


実家に行くと、すぐにお母さんは結を抱き離そうとしない・・・。


お父さんは、少しヤキモチを妬いているようだった。


「お母さん！お父さんにも抱かせてあげなよ・・・」


「えーーー！ダメよ！危ないじゃない！！」


「海香もあんまり抱かせてくれなかったじゃないかーー」


そうなんだ・・・。お父さんかわいそう・・・。


すると、お父さんは蓮にお酒を出しお兄ちゃんと蓮、お父さんで飲み始めてしまった。


「そう言えば、引っ越し先どうなってるの？」


「うん・・・蓮は早く引っ越そうって言ってるんだけどね少し色々考えてるから
　まだ良いって言って先延ばしにしてるの・・・」


「何かあったの？」


私は、お義父さんとの同居の話をお母さんにした。


前に、蓮の実家に行くようになったって話した事はあったんだけど・・・・


同居の話をするのは初めてだから、少し驚いている。


「あ！そう言えば！！この前、羽田さんが挨拶に来たのよ！！」


お母さんの声が聞こえたのか蓮が驚いたように・・


「親父が？？ここに来たんですか？」


「そう！いつだったかなーつい最近なんだけどね・・・挨拶遅くなってスミマセンって
　菓子折りもってきてくれたのよ・・・言うの忘れてたーー」


「挨拶ですか？」


「そうよ！本当は籍を入れる前に挨拶に来るべきなのにって、頭下げてくれて・・・」


そうだったんだ・・・。お義父さん何も言わなかったのは恥ずかしかったからかなぁ。


蓮は少し嬉しそうだった。