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第4章 目撃・・・

私たちは、マンションに着き部屋に入った。


「あー洗濯物・・・忘れてた・・・」


「じゃぁ。俺、風呂やってくるわ」


「ありがとう・・・」


私は、ベランダに行き洗濯物を取り込んでいると。


「だめ・・・あっ・・・あぁっん！」


ん？何？今の声・・・。


誰かの喘ぎ声が聞こえて来た。


「あぁっ！良い・・・感じるぅ・・・あぁぁん！」


このマンション夫婦多いみたいだし、誰か窓でも開けたまま


エッチしてるのかなぁ。


全く！迷惑な話だわ！！


急いで、洗濯物をしまい、家の中に入った。


何か・・・嫌なもの聞いちゃったな・・・。


ぼーっとしながら、洗濯物を畳んでいると


「おい！七海！」


「ひゃぁっ！」


蓮に呼ばれてビックリしてしまった。


「急に呼ばないでよ！ビックリするでしょ？」


「さっきから、呼んでるのに・・・気づかなかったじゃん！」


蓮は、何回も呼んでたらしいが、全く気付かなかった。


私・・・何考えて・・・。


急に顔が熱くなった。


「お前、怒ったり、かと思ったら顔赤くしたり、忙しいな・・・」


「赤くなんてしてない！ほら！蓮の服！」


「おーサンキュー！」


何か、さっきの声聞いて、私、少し意識し過ぎかも・・・。