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第25章 結婚式&同居

翌日・・。

蓮から電話が着た。


「もしもし？」

『あー俺！今、親父の会社に行って式の事話したんだ。今日仕事終わったら
　実家に来いって言うんだけど大丈夫か？』

「大丈夫だよ！」

蓮のお義父さんは何か話がある様子だった。


そうして、夕方、蓮の実家に行くために私は準備をし


蓮の帰りと同時に家を出た。


蓮の実家に着くと、お義父さんはまだ帰宅して無く


蓮が持ってる鍵で中に入り待たせてもらった。


「腹減ったー、いつになったら帰ってくんだー」

「キッチン使っても良いなら・・買い物してくるけど・・・」

「あー！俺が買ってくる！」


そうして、蓮は買い物に出かけ、私と結で待つことになった。


こんな広い家に・・・お義父さん淋しくないのかなぁ・・。


ふっと静まったリビングに座り考えた。


その時。。。ガチャ・・。


蓮、ずいぶん早いなぁ・・・。


しかし、蓮では無くお義父さんが帰宅した。


「あー遅くなってすまなかったね・・・蓮は・・？」


「お帰りなさい！すみません勝手に上がり込んで・・・蓮は買い物に行ってます」


「いや良いんだよ・・・結ーじいじの所においでー」


お義父さんは結の前ではデレデレで、ニコニコしている。


孫が本当に可愛いんだろうなぁ、嬉しい！


「七海さん、結婚式の事蓮に聞いたよ・・」


「はい・・・この前は私の両親に挨拶に行っていただいたと伺いました・・
　ありがとうございました」

「遅くなってしまって・・・岸本さんには悪いことをしたな・・・
　結婚式の費用は気にする事ない、そのくらいなら出せるから」


「ありがとうございます。しかし・・・私の義理の姉と母が貯めてくれてたみたいで
　私も貯金はありますし、そこまでお世話になると・・・」


そう言われても遠慮しちゃうのが嫁なんだよ・・・。


お義父さん！！


「蓮の為に貯めてた金だ・・」


あんなに喧嘩してたのに・・。お義父さんやっぱり蓮の親なんだね。

蓮に言うのは恥ずかしかったのかな・・・。