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恋心あれば水心
第2章 い
「女性だけビールを飲むことに抵抗ないんだ?」
「俺、そーゆーの気にしないタイプだから。
好きな女が美味しい顔してるのを見るの好きだし」
「好きな女?」
私、ビール1杯で酔ってないよね?
「そう。好きな女」
好き?
山田さんは烏龍茶を一口のんだ。
「希望ちゃんさ?俺がノーリターンで協力してるとは思ってないよね?」
「・・・何が望み?お金?」
「まさか!俺、希望ちゃんより稼いでるよ?」
知ってるけど!
「愛を希望♪」
飲んでいるビールを吹き出しそうになった。
山田さんは頬杖をついてにっこり笑って私を直視する。
愛!
愛ですか・・・?
「愛?」
「そう、愛」
「・・・・・」
もう一度私がごくりとビールを飲んだのを見届けた。
「俺、そーゆーの気にしないタイプだから。
好きな女が美味しい顔してるのを見るの好きだし」
「好きな女?」
私、ビール1杯で酔ってないよね?
「そう。好きな女」
好き?
山田さんは烏龍茶を一口のんだ。
「希望ちゃんさ?俺がノーリターンで協力してるとは思ってないよね?」
「・・・何が望み?お金?」
「まさか!俺、希望ちゃんより稼いでるよ?」
知ってるけど!
「愛を希望♪」
飲んでいるビールを吹き出しそうになった。
山田さんは頬杖をついてにっこり笑って私を直視する。
愛!
愛ですか・・・?
「愛?」
「そう、愛」
「・・・・・」
もう一度私がごくりとビールを飲んだのを見届けた。