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コンプレックス
第12章 俺の弟の胸の内

ギシギシと悲鳴のような音を立ててベッドが軋む。
その上でパチュパチュと響く水音は、
「あっ、ああっ!翔っ、翔っ‼︎ 」
止まることを知らない渚の蜜音か、
「渚…っ…な、ぎさ…っ‼︎ 」
零れる欲情に、抽送のスピードを上げていく翔のものか、
そんなことすら考えられず、
そんな卑猥な音すらも2人の耳に届かない。
「翔!翔っ…好き!大好き!」
間近に迫る快楽の大きな波に急かされ、渚はそう叫んで翔へと抱き着く。
その身体を抱き締め返し、
「んっ、俺も…っ…好き、だよ」
翔の腰は更に加速していった。
翔と渚が結ばれた夜─────…
無理矢理不安を打ち消すかのように琉は愛里咲を抱き、
そして、
「敏友?なんで琉のマンションに?」
「芙美…!
そうか……ここが……」
無理矢理消した琉の不安は、
後日、
見事的中することとなった───…。
その上でパチュパチュと響く水音は、
「あっ、ああっ!翔っ、翔っ‼︎ 」
止まることを知らない渚の蜜音か、
「渚…っ…な、ぎさ…っ‼︎ 」
零れる欲情に、抽送のスピードを上げていく翔のものか、
そんなことすら考えられず、
そんな卑猥な音すらも2人の耳に届かない。
「翔!翔っ…好き!大好き!」
間近に迫る快楽の大きな波に急かされ、渚はそう叫んで翔へと抱き着く。
その身体を抱き締め返し、
「んっ、俺も…っ…好き、だよ」
翔の腰は更に加速していった。
翔と渚が結ばれた夜─────…
無理矢理不安を打ち消すかのように琉は愛里咲を抱き、
そして、
「敏友?なんで琉のマンションに?」
「芙美…!
そうか……ここが……」
無理矢理消した琉の不安は、
後日、
見事的中することとなった───…。

