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刺激を求める女‥
第2章 時計が動き出す‥
俺は昴とBARに仕事の相談と、ある計画を実行する為にカウンターに座りグラスを傾けていた。
静かなBARは心地良かった。
それを壊しにきたヤツらがきた。
俺の姿を見るなり‥
「ここにいたんですね。何度も電話入れたんですよ。あなたにまみさんと遊びに行く許しを得る為に‥」
「勝手に遊べはいいだろう」
「‥そうですか」
妻のみいは、こうして建前は従順な妻を演じ俺を騙しているつもりだが、ある筋の者からコイツが何をしているのか全て知っていた。
‥そろそろ、潮時だな。
「隣り、いいですか?」
「見たらわかるだろう。仕事の話ししている。散れ」
「 はい、わかりました。あちらのテーブルにいますので、帰る時は声を掛けて下さい。一緒に帰りたいので‥」
「勝手に帰れ。いいから早く目の前から消えろ」
隣りの昴も眉間にシワを寄せ昴の嫁、まみを追いやっているようだった。