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15years
第3章 誕生日
「とりあえず、隣にきたら?」



「うん…。」



ユウの腕を首の下に通し、ユウの胸に背



中をあずけると、背中越しに鼓動が感



じられた。



"安心する…"



ふいにマユの目から涙が溢れてきた。



「マユ…?」



"なぜ、手放してしまったんだろう…"
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