この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
近くて甘い
第6章 今日のお茶汲みは…
「そうです!田部っ、かなごんと申します!」


勢いよく自己紹介したせいで名前までも噛んでしまい、やだっ違います!加奈子です!と言い直したその時──


ブーッと光瑠がお茶を吐き出した。


「何ですか社長…汚いですねぇ…」


「おいっ…お前っ…どんだけ茶葉を入れればこんなに苦くなるんだっ…」


舌を出して顔をしかめる光瑠を見て、加奈子はえぇっ!?と声を上げた。


そう言えば私ボーッとしててお茶葉何杯入れたか覚えてないっっ


「もっ、申し訳ありませんっ…」


再び頭を下げた加奈子を見て、要はハァとため息をついた。


「本当に大袈裟ですね…」


あぁ…

横顔がっ…横顔が素敵───

庇うような言葉とキリっとした横顔に、加奈子はキュンとしながらじっと要を見つめた。


「心配することはない。
社長の舌が子どもなだけだから…」
/1187ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ