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第8章 ふぉーりんらぶっ！

藍に手伝ってもらいながら、加奈子は汚れたスカートを見て涙目になる。


「もうこれで３着目…」


まだ入社して１ヶ月と経っていない…


なのに汚しまくってもう制服を２回も買い直している。


制服のために、働いているような、そんな気さえして加奈子はため息をついた。


「本当ドジねぇ…」


呆れたように藍が言うと、とりあえず食べなさいと落ち込む加奈子を励ました。


「で、その恋の相手は？」


香純はアイスティーを飲みながら、加奈子に質問すると、加奈子は突然目を輝かせて向かいに座る二人の方へ身を乗り出した。