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近くて甘い
第11章 愛の鎖
「あっ…あっ…」


服が擦れる音と繋がる秘部からの音が合い混ざる。


「っ…真希…お前がっ…お前が愛しているのは……誰だ…っ」

「あぁっ…」


光瑠は律動を早めながら、真希に尋ねる。


必死だ───


嫌われないように…
束縛しないように…


そう思って嫉妬は堪えようとしたはずなのに、抑えきれられない…


ただ勉強を教えてもらっただけ───


それでも、自分の特権を奪われたような感覚になっていた。


余裕など微塵もないっ…


高校生のガキに本気で嫉妬してる自分が情けないが…


分かっていても…


その小さな口から答えを聞きたい──



「ひかっ…んっあぁっ…」

「っ……はっきり言えっ…」

「あぁっ…!」


机にうつ伏せる真希の脇に手を付いて探るように腰を動かしていく…


「………ひかるさっ…あっ…んっ…光瑠さんっ…!!」


苦し紛れにそう答えた真希の膣がキュッと締まった。

「つっ…」


唇を噛み締める光瑠は真希の腰を掴む。


「…あっ…もうっ…もうだめっ…んんぁっ」


拳を握る真希を見て、光瑠は追い討ちを掛けるように律動を早めた。

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