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近くて甘い
第20章 王子の申し出
座っているのにクラクラする…


要さんは優しさにあふれているのに、同時に色気も兼ね備えている。



「いやなんてそんなことは絶対にないですけど──」


「じゃあ決まりだ!」


えっ!? そっそんな急にっ…



「でっでもっ…!要さんだってお忙しいから──」


「大丈夫です。僕は効率良く仕事をしてますから。真希さんと会えるとなればより捗りますし…」


「そんなっ…」


助かるけど…本当にこの言葉に甘えてもいいのだろうか…


やっぱり迷惑なような気がしてならない。

私の英語の出来なさ具合も分からずにそんな風に簡単に引き受けてしまって、後から彼が後悔しそうで怖い…



「ただ一つ難点が──」



やっぱり、忙しいんだろう…

嬉しいけどここは断る方向で…


そんな事を思っていたら、要さんが、私の頰に触れながら、私の背後を見てため息をついた。


えっ…?何?


不思議に思ったのと、



「勝手に人の女に触るなと言ってるだろうがっ!!!!!!」


「……彼がちょっとめんどくさいですね…」



光瑠さんの大きな怒鳴り声が響いたのは同時だった──


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