この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
近くて甘い
第31章 if...
━━━━━━━━…



黒髪の小さな男の子を抱き締めながら、何故か有川様の事を思い出した。


もうあれから何年の月日が経ったのだろうか…



要さんが会社を去ってから、
すぐに有川商事は潰れてしまった。



整った顔立ちと、素晴らしい血筋、お金も何もかも全て持っていたと言っても過言じゃないのに…





「何を考えてる…?」



眠った子どもをベビーベッドに下ろしたら、突然要さんに後ろから声を掛けられて、私は、その伸ばされている手を掴んだ。




「有川様が…どうしているかなぁって…」



「………あぁ…」




少し寂しそうにした要さんは、遠くを見ながら、溜め息をついた。




「司(つかさ)は寝た…?」



「はい…」


/1187ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ