この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
近くて甘い
第42章 夜のパリ
愛しすぎて…失うのが怖い…


溺れているのを感じる。



指輪一つで真希を繋ぎ止められるのなら、いくら宝石が大きくても構わない──…



再び指輪に視線を落とす光瑠の頰を真希が触れた。




「────私はどこにも行きませんよ…」


「─────…」


「指輪が無くても…宝石の大きさがどうでも…気持ちの大きさは変わりませんから…」




ニコリと微笑んだ真希の額に触れる。




まとめあげられた髪に手を滑らせて、かんざしを外すと、ふぁさっと音を立てて、黒髪が解けた。




声を発することのないまま、ただ見つめ合って、優しく唇が重なった。




もどかしい、浅い口づけ──…




二人の吐息が交ざって、溶け込んでゆく…

/1187ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ