この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
近くて甘い
第48章 想いは混ざる
ドアに手をかけて、加奈子はひと呼吸ついた。


宅急便…?

まぁなんでもいいけど、とりあえず落ち着かなきゃな…



「…はぁい…どちらさ──」



「かなっ!!!!」



えっ!?!?!?




強く抱き着かれた感覚に、加奈子は、体を膠着させた。



せっ、せっかく副社長に抱き締めてもらったのにっ…



身の危険よりもそんなことを思う加奈子。



そして、しばらくしても、腕の力を弱めない男の様子に、ようやく戸惑いを見せると、ぎゃぁああああ〜〜!!!!と大きな悲鳴をあげた。




「やっ、やめてっ…!!!やだっ!私まだ死なないっ!!!副社長と食事してから死ぬんだからっ…!それまではっ…!それまでは絶対にっ──」



「うっさい!!!かなっ!俺だよ!!!!」




「へ…?」



私のことを“かな”なんて呼ぶのは…



確か…




体を離した男は、加奈子の顔を覗き込むようにして少しかがんだ。
/1187ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ