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私のご主人様
第4章 松尾さん
そう言うと、松尾さんは手を離してくれた。


「………」

「………」



放してもらったものの、

無言の空気が痛い。

「……好………きっ…て…本気ですか…?」


松尾さんの顔が見れない。

きっと私今、真っ赤だ。


 
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