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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第7章 麻由子~夫の浮気相手、その夫
以前の訪問時に覗き見したままの空間だった。

万年床を思わせるような布団が敷かれている。

周囲には雑誌やインスタント食品の空ケースが雑然と置かれている。

その布団の上に、麻由子は組み伏せられた。

「相沢さん、待ってください・・・・」

麻由子は、上からのしかかってくる男に、懸命にそう訴えた。

だが、体奥のどこかで、こうささやく自分も感じていた。

彼とこうなることを期待してここに来たんでしょう・・・・・・・

その声を感じるだけで、麻由子は抵抗の姿勢を維持することができなかった。

素直に・・・・・・、素直になりなさい・・・・・・・・

もう我慢なんかしなくていい・・・・・・・

ただ、欲しいままにふるまうのよ・・・・・・・・・・

麻由子は、彼の表情をうっとりとした視線で見つめた。

男の性を曝け出した相沢の、その整った顔立ちは、どこまでも魅力的だった。

「奥さん、あなたが欲しい」

再び口づけを求めてくる男に、麻由子はもう抵抗することはなかった。

彼に舌を吸われながら、自分からためらいがちに、手を伸ばしていく。

男の背中を引き寄せ、麻由子は無意識のうちに彼との抱擁を望んだ。

キスをされながら、麻由子は全身を彼の指先で愛撫された。

こまやかな男の手が与える刺激は、夫のそれとはまるで違った。

脇腹から乳房を何度も撫でられ、麻由子は息を少しずつ乱し始めた。

「奥さん、脱いでください」

男の行為は巧みだった。

麻由子の上半身は瞬く間に服を脱がされ、ベージュ色のブラだけの姿となった。

「見ないでください・・・・・」

「素晴らしい胸ですよ、奥さん」

自らもシャツを脱ぎながら、男はブラ越しに麻由子の乳房を愛撫し始めた。

その刺激に顔を歪め、麻由子はかすかに唇を開いた。

一度も知ることのなかった性の快楽の気配を、麻由子は感じ始めていた。
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