パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第13章 香菜子～キャンプ場での出来事

立ったまま、香菜子はバックから貫かれた。

しがみつくものもなく、背後の男の腰に腕を巻く。

こんな体位で夫に愛されたことはない。

美月の夫の指先をしゃぶり、香菜子は表情を歪めた。

彼が息を荒げながら、ゆっくりと腰を突き始める。

「ううんっ・・・・」

甘い息を吐き、香菜子は顎を上にあげる。

男のもう一方の手が、香菜子の美乳を揉みあげてくる。

腰を振られ、下腹部から蕩けるほどの熱が拡散してくる。

動かないでください・・・・

香菜子は首を振り、彼の腰に爪を立てた。

背後から抱きしめられ、硬いものが更に奥深く挿入される。

「あんっ・・・・」

男女の汗が、裸体で混じりあう。

ハアハアハア・・・・

乱れた息が交錯する。

美月さん、こんな素敵なご主人を放っておくなんて・・・・

心の中、香菜子は再び美月を責める。

肢体を後方から引かれ、香菜子の乳房が上を向いていく。

突起する先端を彼につままれ、香菜子は何度も裸体を震わせる。

早く終わらせて・・・・

香菜子の理性が、そうささやく。

だが、情熱的に腰を振る彼に、持続力が果てる気配はない。

彼の指を吐き、香菜子は声を漏らす。

「もう、よしてっ・・・・」

想像以上に甘く、色気を漂わせた人妻の声。

美月の夫が腰の突きを停止させた。

貫いたまま、香菜子の裸体を後方に引きずっていく。

彼の背後に、丸太の切り株があった。

美月の夫はそこに座り、改めて香菜子を引き寄せた。

「いやっ・・・・」

戸惑う風に、香菜子が首を振る。

美脚を揃えたまま、香菜子は彼の腰の上に座るような格好になった。

「ああんっ・・・・」

再び深々と彼のものが入ってきたことを感じ、香菜子は声を一層高めた。

「奥さん、自分で動いて」

彼が、耳元でささやく。

魔性の誘いだった。

美月が若い男の上で腰を振る姿が、香菜子の脳裏によぎった。

美月さん、もう知らないから・・・・

人妻の理性が崩壊していく。

香菜子はゆっくりと自分で下半身を前後に動かし始めた。

脚を揃え、淫らにヒップを上下させるように腰を振る香菜子。

先刻とは比較にならないほどに深い快感が、香菜子を包んでいく。

「あっ・・・・、あっ・・・・・、あんっ・・・・・」

彼に屈服したような、素直な歓びの声が、人妻の口から漏れ始める。