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人妻コレクション~他人に抱かれる妻たち
第27章 春奈〜夫に依頼されたデート

「春奈さん、歩きましょうか」
「ええ」
デッキを歩き、二人は午後の港をゆっくりと楽しんだ。
頬についたクリームを、指先で取り除いてくれた彼。
繊細に動いた彼の指先が、誘うように人妻の唇に触れたとき。
その先端をしゃぶりたくなるような、性的な誘惑が春奈の心を一瞬揺らした。
あんなこと考えるなんて、私・・・
桟橋に停泊する船、飛びかう海鳥を見つめながら、並んで歩く二人。
今、彼の腕が私の腰に回されてしまったら、いったい・・・
きっと誠也くんも同じようなことを・・・
「あれが下手だよねって言われたんです」
「えっ?」
告白は突然だった。
穏やかな波の音、海の匂い、そして少しずつ強さを失っていく初夏の陽光。
午後が終わらないことを祈りながら、人妻は彼の言葉を待った。
「別れ話のとき、彼女にそう言われたんです」
その意味が、人妻には勿論わかった。
「ひどいわね、彼女」
桟橋の上、何組かのカップルが手を繋ぎ、抱き合いながら海を見つめている。
若者を励ますように、人妻は軽いトーンで声をかけた。
「誠也くん、試してみる?」
「えっ?」
「ほんとに下手かどうか、私がチェックしてあげよっか」
冗談として口にしたその科白に、自分でも気づかぬ人妻の欲情が隠されている。
「本気ですか」
「ふふふ、主人に叱られちゃうわね、そんなことまで許しちゃったら」
桟橋の先端付近、二人は寄り添いながら海の彼方を静かに見つめた。
少しずつ、陽が沈んでいく。
「綺麗ね」
ロマンチックな気配に包まれ、人妻は若者の肩に甘えるように頭を寄せた。
彼の腕が、春奈のくびれた腰をさりげなく引き寄せる。
「誠也くん・・・」
抱き寄せられ、人妻は至近距離で彼を見つめた。
秘めた欲情を探り合うように、濃密に絡む男女の視線。
「春奈さん、何を想像してますか?」
「誠也くんこそエッチなこと想像してるんでしょう」
「だって、春奈さんがこんなに色っぽいから」
彼のたくましい下半身の息吹を、人妻の下腹部が知ってしまう。
凄いっ・・・・
腰から背中に愛撫を与えられ、春奈はもう立っていられない。
「・・・」
人妻の美しい頬、そして顎のあたりを撫で始めた彼の指。
背徳な快感を伴った震えが春奈を追い込んでいく。
駄目っ・・・・
春奈の濡れた唇に指先が触れた。
「ええ」
デッキを歩き、二人は午後の港をゆっくりと楽しんだ。
頬についたクリームを、指先で取り除いてくれた彼。
繊細に動いた彼の指先が、誘うように人妻の唇に触れたとき。
その先端をしゃぶりたくなるような、性的な誘惑が春奈の心を一瞬揺らした。
あんなこと考えるなんて、私・・・
桟橋に停泊する船、飛びかう海鳥を見つめながら、並んで歩く二人。
今、彼の腕が私の腰に回されてしまったら、いったい・・・
きっと誠也くんも同じようなことを・・・
「あれが下手だよねって言われたんです」
「えっ?」
告白は突然だった。
穏やかな波の音、海の匂い、そして少しずつ強さを失っていく初夏の陽光。
午後が終わらないことを祈りながら、人妻は彼の言葉を待った。
「別れ話のとき、彼女にそう言われたんです」
その意味が、人妻には勿論わかった。
「ひどいわね、彼女」
桟橋の上、何組かのカップルが手を繋ぎ、抱き合いながら海を見つめている。
若者を励ますように、人妻は軽いトーンで声をかけた。
「誠也くん、試してみる?」
「えっ?」
「ほんとに下手かどうか、私がチェックしてあげよっか」
冗談として口にしたその科白に、自分でも気づかぬ人妻の欲情が隠されている。
「本気ですか」
「ふふふ、主人に叱られちゃうわね、そんなことまで許しちゃったら」
桟橋の先端付近、二人は寄り添いながら海の彼方を静かに見つめた。
少しずつ、陽が沈んでいく。
「綺麗ね」
ロマンチックな気配に包まれ、人妻は若者の肩に甘えるように頭を寄せた。
彼の腕が、春奈のくびれた腰をさりげなく引き寄せる。
「誠也くん・・・」
抱き寄せられ、人妻は至近距離で彼を見つめた。
秘めた欲情を探り合うように、濃密に絡む男女の視線。
「春奈さん、何を想像してますか?」
「誠也くんこそエッチなこと想像してるんでしょう」
「だって、春奈さんがこんなに色っぽいから」
彼のたくましい下半身の息吹を、人妻の下腹部が知ってしまう。
凄いっ・・・・
腰から背中に愛撫を与えられ、春奈はもう立っていられない。
「・・・」
人妻の美しい頬、そして顎のあたりを撫で始めた彼の指。
背徳な快感を伴った震えが春奈を追い込んでいく。
駄目っ・・・・
春奈の濡れた唇に指先が触れた。

