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第24章 淫落

遼次と圭子は間近で見つめ合った。

圭子の瞳が大きくなっているのが確認できた。

圭子がまぶたを下ろした。

遼次は圭子の両胸を優しく鷲掴みにしながら、圭子の唇に軽くキスをした。

２回、３回、圭子の唇に遼次の唇が触れると、圭子の唇が開き、中から舌が突き出てきた。

遼次は圭子の突き出された舌を、包むように唇で咥えた。

遼次の口内の圭子の舌を、遼次は舐めまわした。

遼次は両手を圭子の胸から離し、圭子の頭を挟んだ。

圭子の頬を優しく撫でながら、圭子の唇に吸い付いた。

圭子は体を起こし、激しく互いの唇を貪り合った。

二人の舌が互いの口内を行き来する。

舌を絡め合い、時にはきつく吸い上げ、二人は感情をぶつけ合った。