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最後まで
第18章 救済
ミハイヤーラの周りには、花嫁達が寝かされていた。
シュー達が押し入って、アイクとジルが驚いた顔をしたがフッと微笑んだ。
「このところの気配は君だったのか。助かったよ。ミルムを連れてきてくれて。」
ジルがミルムを受け取ろうと腕を伸ばすが、シューはスッと避ける。
「っ。まあいい。アイク、始めよう?子供たちも始めたようだよ?」
「待て、サシャが持ち場を離れている。送ってからだ。」
アイクの低い声にサシャはビクッとする。
「いや…」
アイクが腕を振るとサシャの姿が消えた。
「さあ、ミハイヤーラ。お待たせ。」