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梨華との秘密
第10章 聖夜の宴
 少し驚いたような目をしていたが、


「ただいま、パパ、ママ、二人でお楽しみだったの?私も入れて欲しいなぁ。」


 そのままの姿勢で、


「お帰り、梨華。良い娘にしてたかな?ふふふ、入りたいんなら着てるもん全部脱ぎなよ。ママと同じようにね。」


「ハアイ、ホンマに熱々やね、パパとママわ。」


 そう答えながら梨華は荷物を置き、着ている物を脱ぎ始めた。
 制服の上着を脱いだ刹那、三奈の顔に驚きが走った。


「うそっ!梨華、下着は?まさか?二郎さん?」


「うん、パパの命令なの。途中で脱ぐの大変だったけど、脱いだら気持ち良かったぁ。ママに内緒だったん?」


「あぁ、言ったやん、お前の代わりに梨華が罰を受けるってな。まあ、今回は軽い課題でやめといたがな。梨華、お風呂に入っておいで、綺麗にしたらご飯やで。」


 ハーイと言いながら、梨華のまだ大人になりきれていない蒼い肉体を翻して、浴室に消えた。


「二郎さん、いえ、ご主人様、私の不始末は私だけにしてください。おねがいします。梨華には自由にやらせたいんで、お願いします。」


 三奈の顔は母親のそれだった。


「三奈、言葉を改めなくていいよ。梨華のことは考えてあるから、俺のやることを黙って見てるんや。悪いようにはしいひんから。それに、気がついたかな、梨華の右手の甲にアザがあったんを、見たかい?」


「えっ、アザって、私、気がつかなかっわ。そんな、イジメ?」


「いや、違うやろけどな。まあ、冬休み明けにはわかるやろ。本人が言うまで、だまっといたれな。」


 俺の告げた事に三奈は、明らかなショックを受けていた。


「私、梨華のこと何にも知らないかもしれへんわ。学校の中のことは、先生に任せっきりみたいになってるし。母親、失格みたい。二郎さん、ホンマに梨華のこと見てくれてるのね。信じても、ええん?」


 三奈の身体をギュウッと抱き締めながら、


「大丈夫やで、淫らしいことはするけどな。ちゃんと梨華のことは、見てるからな。信用しなだぁ(信用しなさいな)。」


「ありがとう、二郎さん。信じます。私には二郎さんしかいてへんし。私と梨華と、お任せします。」


 うんうんと、頷きながら彼女の体温を感じながら、そのまま抱き締めていた。
 そして、彼女の体温が俺の男根を包み再び力を甦らせた。
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