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梨華との秘密
第4章 娘との日々
 よしよし、良い娘だ。
 二枚目はさらに俺を驚かせた。
 セーラー服を捲り上げ、乳房をむき出しにした梨華が便器に座り、スカートをたくし上げ足を開き、白い下着が俺の目を射た。
 そして、白い下着には内側から染み出したように、デリケートゾーンが濡れていた。


「梨華、罰を楽しんでいるね。

淫らしい娘や。

パンツの中はスケベ汁でビチョビチョだな。

外のスケベ汁はふくのを許してあげる。

パンツの中はふくのは禁止だ。

淫らしい罰を、パパが帰るまでちゃんと味わうんだ。

きょうは、昨日より一時間早く帰るから、それまでまってるんだ。

いいね、俺の可愛い奴隷娘、梨華。」


 いかんいかん、これじゃ、まるでSM小説まんまじゃないか。
 しかし、そのまま送信していた。
 電車で倉敷駅へ向かった。
 倉敷までの電車の中で、携帯の受信ランプが点滅した。
 三奈からのメールだった。


「五連休楽しみにしてます。

早く金曜日が来ないかと思ってます。

ごめんなさい、二郎さん。

私、浮かれすぎですね。

でも、二郎さんと本当の家族になれたらなんて、考えてしまいます。

また、先走りすぎですね、私。

でも、これが私の本当の気持ちです。」


 ありゃりゃ、困ったもんだ。
 三奈の気持ちが痛いほど俺には、わかった。
 電車に揺られながら、母娘同時に縛り、鞭打っている映像が頭に浮かんだ。
 あわてて頭から、その映像を追い出したが、


「五連休、楽しみだ。

そうだね、三奈。

親子三人で暮らしたいね。」


 そこまで打って、俺の中のサドの本能が疼いた。
 少しイジワルい文章をそのあとに続けてみた。


「それから、三奈、お前を幸を愛したやり方で愛してみたい!

すまない三奈、ひどいよな。

でも、いまのお前は幸より、幸に似ている。」


 なあに書いてんだか。
 俺は自分の能天気さ加減に、我ながらあきれていたが、そのまま送信していた。
 だが、彼女は幸の妹だが、俺と幸が普通の恋人同士じゃないって、知らないはずだけど?
 ひょっとして知ってる?
 まさか!
 主と奴隷で恋人なんて、気づいてたのか?
 背中に寒気が走ったが、その予感が頭から離れなかった。
 倉敷駅から自分の車で、岡山テックスのある中庄へ走った。  
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