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大嫌い
第8章 磐尾(25).
彼女の震える涙声に、僕は
犯した罪の重さをようやく自覚した。

男の欲望に晒され、未熟なカラダに中途半端な快楽だけを植えつけられた少女のその後を、僕は考えてもみなかった。

子供だから僕のした行為の意味も分からないだろう、離れていればそのうち彼女も忘れるだろうと軽く考えていたのだ。




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