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大嫌い
第14章 経緯
ピーク時間を過ぎた店内は家族連れがいないせいか静かで、すぐにテーブルに案内される。

席に着いてから私に気づいた案内係が、竜雄を見てもう一度こちらに目を向けた。

口パクで『か・れ・し?』と言う案内係を手で追い払う。

彼女が引っ込むと、バックヤードから興味津々のバイト達が次々顔を覗かせた。


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