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大嫌い
第16章 変化
睨まれたって私は怯まない。これは、ただの店の方針ではなく法律なのだから守るのが当然だ。

「お持ちでなければアルコールはお出しできません」

「んだと、客に向かって偉そうに…!」

手前の男が立ち上がって私に掴みかかろうとした手を
「痛てぇッ!」
いつの間に来たのか、竜雄が横から捻り上げた。


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