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大嫌い
第3章 七年前(磐尾)
ベッドに腰かけた美羽ちゃんにコップを差し出すと
「ありがとう」
両手で受け取った。

立っている僕からは、美羽ちゃんのミントグリーンのワンピースの大きく開いた襟ぐりから、まだブラをしていない胸が覗ける。

そのささやかな膨らみに触った感触が手のひらに甦り、またカラダが熱くなった。

僕は気まずさを誤魔化すため屈んでDVDの準備を始める。




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