パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 七年前(磐尾)

「なんでこれ、オトナしか観ちゃダメなのかな？」

鼻をかみながら美羽ちゃんは首を傾げる。


「え、う〜ん、キスシーンがあるからかなぁ？」

僕は苦しい言い訳をした。

「白雪姫もシンデレラもチューするけど、パパとママも一緒に三人で何回も観たよ？」

「そー…れはアニメだから、とか？あ、あはは」

「ふぅん？」

まだ納得してないみたいだけど、美羽ちゃんはそれ以上聞いてこなかった。