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大嫌い
第22章 歪む恋心
固まって動けなくなったぼくに、イチタとケーイチが罵声を浴びせる。

それでも身体がいうことをきかず、何も考えられない。

気がつくとぼくはゴミだらけの床に落とされていて、五人の男が彼女に飛びかかるのをテレビを見るような気持ちで眺めていた。


涙で視界が歪む。
ぼくが望んでいたのは、こんなことだっただろうか?

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