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第31章 Happy Birthday

このままでは危ないと本能的に悟った竜雄は文字通り必死で抵抗し、なんとか挿入だけは免れた。

「真面目ねぇ、本当に岩雄君の息子さん？」

「それもよく言われます…」

「ふふふ、でも一途なところはソックリかしらね」

「あの、失礼ですが父とはどういう…？」

「大丈夫、貴方が心配するような関係じゃないわよ」

何となく誤魔化されたような気がするが、それ以上聞くことは出来なかった――…



〜回想（終）〜