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大嫌い
第5章 七年前(磐尾).
――――…
僕は気を失った美羽ちゃんの躰をお湯で濡らしたタオルで拭いて衣服を整えた。
「ん…」
本来なら、僕なんかが触れていい女の子じゃなかったんだ。
「もしもし…強羅先生、磐尾です。商店街で美羽ちゃんと…ち、違います!えっと家出したと言って泣いてて…一緒にアニメを観ているうちに眠ってしまったので…」
30分もしないうちに強羅先生と、赤ちゃんをおんぶした翔子さんが来て美羽ちゃんを連れ帰った。
それから3日後、僕は予定通り大学進学のためこの町を
出た―――――――…
僕は気を失った美羽ちゃんの躰をお湯で濡らしたタオルで拭いて衣服を整えた。
「ん…」
本来なら、僕なんかが触れていい女の子じゃなかったんだ。
「もしもし…強羅先生、磐尾です。商店街で美羽ちゃんと…ち、違います!えっと家出したと言って泣いてて…一緒にアニメを観ているうちに眠ってしまったので…」
30分もしないうちに強羅先生と、赤ちゃんをおんぶした翔子さんが来て美羽ちゃんを連れ帰った。
それから3日後、僕は予定通り大学進学のためこの町を
出た―――――――…