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蕩けるソルベ
第9章 竜司と澪

『…ん』

部屋に着くなり、竜司君が私に口付ける。

甘いキス

でも仄かに苦い煙草の味…

『っ竜司君…煙草…』

「え?あぁごめ…」

一旦唇を離して、うがいをしてくると言った竜司君を止めた

ううん

『…竜司…』

「!!」

私には竜司だけだもん。

「澪…」

私を抱えて、ベッドへと下ろす。

獣の瞳。
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