この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蕩けるソルベ
第1章 第一印象
思わず通話のボタンを押してしまった
[もしもし?澪ちゃん?]
『…』
鳳君…
[朝起きたらいなかったから心配した。…いまどこ?]
拗ねたような声
会社でもすれ違ったのに気がついていない様子
良かった…
[澪ちゃん?]
『…はいっ!…え…と…』
辺りを見回す
何か目立つ物ー
すると、背後から強く抱き締められた。
『きゃっ…!?』
「澪ちゃん見つけた。」
お、鳳君!?
息を乱した鳳君の吐息が首筋にかかりぞくぞくする。
「今日は逃がさないよ?」
口許は微笑んでいるのに目が笑っていない。
『…え』
「おいで。」
『あ…』
湿っている手のひら。
どれだけ必死になって私を探しに来てくれたのかな?
そっと、ポケットから取り出して額の汗を脱ぐってあげた。
「…あ。ごめん…」
『ううん。大丈夫』
[もしもし?澪ちゃん?]
『…』
鳳君…
[朝起きたらいなかったから心配した。…いまどこ?]
拗ねたような声
会社でもすれ違ったのに気がついていない様子
良かった…
[澪ちゃん?]
『…はいっ!…え…と…』
辺りを見回す
何か目立つ物ー
すると、背後から強く抱き締められた。
『きゃっ…!?』
「澪ちゃん見つけた。」
お、鳳君!?
息を乱した鳳君の吐息が首筋にかかりぞくぞくする。
「今日は逃がさないよ?」
口許は微笑んでいるのに目が笑っていない。
『…え』
「おいで。」
『あ…』
湿っている手のひら。
どれだけ必死になって私を探しに来てくれたのかな?
そっと、ポケットから取り出して額の汗を脱ぐってあげた。
「…あ。ごめん…」
『ううん。大丈夫』