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蕩けるソルベ
第4章 竜司の過去
本当はその前の日、竜司君は何処かへ喧嘩に行ったんだよね?
たまたま帰りに会った私は、公園で倒れてた竜司君を家に上がらせて手当てしたんだっけ
猫が偶然私と竜司君がキスしてるような写真とってそれが証拠みたいになって…
『竜司君はなんとか一緒に卒業出来たんだよね?』
「…そう」
『っはずかしかったんだからねっ…』
竜司君の胸元に顔を埋める
「…ごめん」
竜司君のしょんぼりとした声が聞こえる。
『ねぇ竜司君』
「ん?」
『好き』
「…」