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第1章 転入生へ成るはずが、!?

「女島、つばささん、ご挨拶遅れました。






あなたの担任になる雅靴日暮です…よろしくお願いします。





ん、ムム？翼さん…どうしたの!? 」







握手を差し出す教諭を前にし、





多少、俯き加減の姿勢で、







女島翼は…身体を萎縮して固まっていた。






「うちの娘は…心僚内科でも、






原因不明なぐらいの奇病でしてね。






ここでは話し辛いので…」








父親・女島鶏魚は、言葉を濁し翼の肩を軽く叩いた。









ハッ、ハッ、ハッ、



言葉を吐くように翼は…





口元からダラダラと何かを吐き散らしそうな気分の悪さを、





首筋に両手を宛てながら、苦しげに呻いた。









アッ、アアッ、うぐぐぐ、