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異端視されし者~★なぜ、彼は逃亡者と化したのか!?
第8章 奇妙な、物の怪
エレベーターの前に、警備員が3人居た。








「どけよ!」









警備員へ向かって叫びながら、









瀧野潤子は突き飛ばし、






3人の警備員は、







「アガッ!!ウグッ!」








潤子にタックルされた拍子に、







体中の骨がへし折れ、壁や冷たい通路に体を打ちつけぶっ壊れた。











潤子は、幸久の腕を掴み、非常階段を





タタタタタタ!








と駆け降りて行く。









6階から階下のロビーへ向かうと、救急車で搬送されて来た、










担架に乗せられている急患とすれ違った。








警備に当たる初老の男性警備員さんは、








潤子と幸久の2人を会釈して見送った…。


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