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光月 官能ホラー企画
第1章 憧れの人
次の日、その次の日も、
僕は彼女に会えなかった。
そう、引越しのときに一目惚れした、
歳上の君。
名前さえ、訊いてない。
(実際、名前がないとオカズにするには不便だ、と変なポリシーから、「お姉さん、んっ……」と、呼びながら果てる慶介であった。 と解説しておこう)
あのときのメールの返信は、翌日だった。
「えっと、私の名前は、佐々木恵美といいます。 事情をいうとややこしいので、とりあえず自己紹介から。 年齢二十二歳、OL、独身、スリーサイズは……」
もう、講義など耳に入らず、その返信に釘付けである。
僕は彼女に会えなかった。
そう、引越しのときに一目惚れした、
歳上の君。
名前さえ、訊いてない。
(実際、名前がないとオカズにするには不便だ、と変なポリシーから、「お姉さん、んっ……」と、呼びながら果てる慶介であった。 と解説しておこう)
あのときのメールの返信は、翌日だった。
「えっと、私の名前は、佐々木恵美といいます。 事情をいうとややこしいので、とりあえず自己紹介から。 年齢二十二歳、OL、独身、スリーサイズは……」
もう、講義など耳に入らず、その返信に釘付けである。