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光月 官能ホラー企画
第1章 憧れの人
「でもね、慶介さんが優しく声をかけてくれたのに、あの頃の私には、余裕がなかったの。 ……男の人と上手くいってなくて……」
「そ、そんなこと、いいです。 言わなくても。 ここに恵美さんがいるだけで幸せです」
「ありがとう、私も今、幸せよ、ここに居られて」
「ねえ、私ね、慶介さんのこと知ってるのよ。 上の部屋にいたからね……」
「えっ?」
「んっ、じゃあ言うよ。 してたでしょ、私のこと考えて」
「‼ はうっ、なんで? 声でも聞こえてたんっすか? 僕、でも名前も知らなかったから、お姉さんって、……いや、なんでもないです、ごめんなさい」
「そ、そんなこと、いいです。 言わなくても。 ここに恵美さんがいるだけで幸せです」
「ありがとう、私も今、幸せよ、ここに居られて」
「ねえ、私ね、慶介さんのこと知ってるのよ。 上の部屋にいたからね……」
「えっ?」
「んっ、じゃあ言うよ。 してたでしょ、私のこと考えて」
「‼ はうっ、なんで? 声でも聞こえてたんっすか? 僕、でも名前も知らなかったから、お姉さんって、……いや、なんでもないです、ごめんなさい」