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光月 官能ホラー企画
第2章 鏡の力
「いや、馬鹿。 悠平、しっかりして」

そのまま、
力づくでベッドに押し倒された。

「悠平、バカ、私だよ、秋美だよ、あんたおかしいよ」

「……」

「うっ、うう」

私の声が聞こえないのか、
悠平は私にキスをする。

「馬鹿……」

十五年の付き合いで、
初めてのキス。
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