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光月 官能ホラー企画
第2章 鏡の力
ーー

「なあ、もう変なモノないのか?」

悠平は性懲りもなく、
また部屋に来てる。

また私に、ただ飯作らせて。

「ねえ、なんであんた呼んでもいないのに来んのよ?」

「いや、またあんなことあったら、心配だろ一人だと」

(いや、お前が一番大変だったんだよ、この、くそガキ!)

私は、言葉を呑み込んで、
目の前のアホウを睨みつける。
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