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だって私はお姫様!
第5章 気になり始めて
目覚めると薄汚い廃墟の中だった
手首には縄
口をタオルで覆われていて、喋る事は不可能
中々手の込んだ事してくれるわね!
『ふむむ…!』
「お目覚めかな?姫路ちゃん」
『…』
なんで私の名前を
「葛島尚哉にはお世話になってるからなぁ?」
下品な笑みを浮かべる男達。
なるほど、葛島尚哉の知り合いって訳ね!
逆怨みかしら…みっともない。
睨み付けると、ナイフを目の前に突き付けられた
『!?』
「暴れたら刺す」
女一人に対してそれはないでしょ!?
「アンタがどれだけ強いのかも熟知してるからなぁ」