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第1章 入学

なんだか嫌な予感しかしないけど、頑張って通うしかないわね。

「…あの女…」

桜の花びらを一枚拾った男は、それに口づけた

「尚哉ぁ！大丈夫ぅ?」

「尚哉！あの女ムカつくわね！」

ギャーギャー喚く女達。

その横には口元を歪ませた尚哉の姿が

「…お前ら明日から俺に近寄んな。」

「尚哉…?」

「どうしてっ！?」

「うぜぇ」

その男の顔は、酷く冷たかったと言う